腹部疾患ってどんなイメージ?
- 鑑別が多すぎる
- 緊急手術が必要な疾患の鑑別の仕方がわからない
- どこから手をつけていいか分からない
- “腹痛”の問診票を見ると自分が腹痛になります
ごもっともです。
CTを撮ればなんでも一発診断!!なんてことにはならないですよね。。。
最近では問診もそこそこにCTをとるなんてこともあるのかもしれませんが、
ここでは病歴や身体所見・検査の関係をみてみたいと思います。
腹痛の診断にもっとも大切なこと
と言われても、よくわからないので実際に考えてみましょう。
自分にも患者さんにも余裕がある時は、病歴聴取と診察に十分な時間をかけることで、無駄な検査が省けることも。
一人あたりに時間がかけられない場合は、
患者が安定していれば、早めに画像検査を行う方が、診断に必要な情報が得られる。
ここまでやばいとほとんどの先生は悩まないが、
バイタルが危ないのに画像検査は絶対に急いではいけない。
大事なのは偏らないこと
いつも同じスタイルで診察していると、見逃しや手後れになるなんてことも
実際には時間の流れを意識しながら、組み立てることが大切になります
詳しくは次回以降、載せていきたいと思います